私は現在44歳です。

悲しいですが、わきがです。

わきがの原因は遺伝によるものだと思います。

父が昔から、体臭の強い人でしたし、兄弟にもそれはありました。

ただ、母にわきがはありませんでした。

だから、わきがを意識した思春期はとても辛いものでした。

まず、自覚したのは、1日着た洋服の脇がにおうということです。

汗というよりは、何とも不快な刺激臭?がきになり、夏はとても辛かったです。

また、テレビの情報で、わきがの人は、耳垢が湿っていると言っていたこともあり、ああ自分はわきがなんだとはっきり自覚しました。

でも夏以外は洋服に少し臭う程度だったのが救いでした。

それでも周りに気づかれないか、とても気になっていました。できるだけ、人とは距離を取るようにしたり、洋服を重ね着したりして、なんとかごまかす日々を過ごしました。

それでも狭い空間にいると、嫌な顔をする人や、変な匂いがすると指摘されたこともあり、本当に辛かったです。

洋服の貸し借りができないことも、地味にしんどかったです。あの頃のことを思うと、未だに泣きたくなります。

それでも大人になると、少しずついろんなことを試してみるようになりました。

まずは制汗剤を使うことです。

最初に使ったものははあまり良くなくて、匂いが混じり合って吐き気がするほどでした。

そこで石鹸を持ち歩いて、わきがが気になると、トイレに行って脇をウェットティッシュで吹いたあと、石鹸をこすりつけていました。

これは比較的効果があったのですが、こする力がつよかったのか、今度は黒ずみが気になってきました。

あとはネットの情報で、ミョウバン水をスプレーするというものがありました。

これも比較的よかったのですが、ちょっと肌に合わなくて赤くなることもあり、したりやめたりを繰り返すことになりました。

とにかくこれがいいというものを、いろいろ使ってみましたが、なかなかこれといった解決方法もなく、本当に泣きたかったです。

ところが、あるとき健康的な食事にはまって、玄米食や肉を食べない生活を続けた時期があったのですが、その年の夏は、シャツにかすかに臭いが付く程度で、ほとんど気にならなかったのです。

そこで初めて、わきがは食べ物に関係があるということに思い当たりました。

いろいろ試してみた結果、匂いの強いものや、油の多いものは体臭がきつくなり、玄米、漬物、野菜などを多く取った時とは明らかに違っていたのです。

今でも、食べ物は夏は特にさっぱりしたものを食べるようにしています。

ただ、完全に解消されたかというと、やっぱり大量に汗をかいた時には、あの独特な匂いがしてしまい、未だに悩んでいます。

今は制汗剤もいいものがあるので、比較的マシですが。

いまの悩みは、子供に遺伝しているかもしれないということです。

耳垢が湿っているので、可能性はあると思います。

それを思うと、思春期をどうしてあげたらよいかが今の大きな悩みです。