暖かくなってくると気になってくるものに臭いがあります。

わきがの方は特に敏感になってくる問題です。

手術をすればすぐ治るのか、手術跡は残らないのか、そう言った点が気になってきますね。

今回はそんなお悩みを解消すべく治療法や金額をご紹介します。

わきがのお悩みの参考にして頂ければ幸いです。

わきが手術は保険は使える?

わきがの手術を受ける場合、健康保険を使うことが出来ます。

しかし、わきがの症状が軽度か重度かによって使えるかどうかが変わってきます。

症状の度合いは担当医師の判断によって判断されますので、手術を受ける前に担当医師とご相談下さい。

なお、保険適用が認められる術式は、切除法と反転剪除法の2つになります。

10万円以上の費用がかかった場合には医療控除の対象になりますので、確定申告で申告出来るように領収書は保管してて下さい。

わきが手術の種類は?

わきがの手術には様々な方法があります。

それぞれメリットとデメリットがありますのでご自身の症状に合った方法を選ぶことをおすすめします。

まずはオーソドックスな手術法とその特徴をご紹介します。

切除法

脇の下の肉を切除する方法で、横5cm、縦15cmほど切開します。

手術跡が残りやすく、引きつったような感覚があります。

手術後に2週間~3週間ほど入院が必要になってきます。

健康保険は適用可能ですが、治療効果が完璧ではないケースもありますので、担当医師とご相談の上でご利用する必要があります。

反転剪除法

脇の下の皺に沿って2cm~3cmほどメスを入れ、わきがの原因になるアポクリン腺を切除していく方法です。

メスを入れる箇所は2,3箇所になりますが、切開するので手術跡は目立ちやすいです。

しかしわきがの原因であるアポクリン腺を完全に取り除くため、効果は高いものとなっています。

2~3日ほど安静にし、一週間ほど脇を固定することになりますので日常生活で注意が必要になってきます。

皮下組織掻爬法

2cm~3cmほど切開し、キューレットと言う耳かき棒のような器具でアポクリン腺をかき出す方法です。

手術跡は小さく済みますが、上手くアポクリン腺をかき出せないこともあります。

上手くアポクリン腺をかき出せないと一定期間経過後にアポクリン腺が再生してしまいますので、手術の効果は一時的なものになってしまいます。

皮下組織吸引法

数ミリほどメスを入れ、カニューレと言う管を差し込んでアポクリン腺を吸い出す方法です。

手術跡は小さいですが、アポクリン腺を完全に吸い出すことは難しく、再発の可能性は高いです。

超音波治療法

超音波の振動によって汗腺を壊し、吸い取る方法です。

手術跡は目立ちませんが、アポクリン腺を完全に取り除くことは難しいです。

2,3日ほど脇を固定する必要がありますので日常生活には注意が必要になります。

超音波治療法には、ベイザーシェービングなどの方法があります。

PMR法

吸引法を改良したものの1つで、通常のカニューレより細いSCカニューレと言う管を使い、アポクリン腺を吸引します。

より細い管を使っているので、小回りが効き、アポクリン腺の除去をより細かく行うことが出来ますが、完全に取り出すことは難しいです。

手術跡は小さいですが、しばらく脇を固定しておく必要があります。

進歩したわきが手術法

現在では治療法が進歩し、さらに効果的なものがあります。

女性にとって手術跡が残るのは由々しき問題です。

しかし進歩した手術法では手術跡が残りません。

この点で非常におすすめの方法となっていますので、知っておいて損はありません。

ミラドライ

マイクロ波の一種であるミラドライを使い、皮膚の上からアポクリン腺を破壊する方法です。

メスを使用しないので、手術跡が残ることはありません。

効果も非常に高く、半永久的に続きます。

手術後、3日ほど薬の服用と脇の冷却が必要になります。

すぐに臭いが改善されたことを体感出来て、平均で7割ほどに減少すると言われています。

ビューホット

高周波の照射針で、汗腺を破壊する方法です。

こちらもメスを使用しないので、手術跡が残りません。

何よりも完治率95%を誇るその効果の高さが魅力的です。

1日ほど安静にしていれば次の日から日常生活を送れるようになることもおすすめです。

気になる手術費用

気になる手術費用ですが、健康保険適用のものであれば両方の脇で5万円ほど、健康保険適用外のものであれば両方の脇で30万円ほどになります。

手術跡の残らないミラドライやビューホットをご利用したいと望まれる方もおられると思いますが、ミラドライで35万円ほど、ビューホットで30万円ほどになります。

決して安いものではありませんので、ご自身の症状などに合わせて手術法を選ぶことが大事になってきます。

無料相談を実施しているクリニックもありますので、まずはこちらを利用してご自身の症状などを確認しておくと良いでしょう。

手術までの流れ

手術までの過程やアフターケアなど手術法以外にも気になることはありますね。

簡単に手術までの流れをご説明します。

まず、事前カウンセリングをし症状などを確認します。

その後、手術する日程を決めて手術になります。

通院可能であれば手術の翌日に消毒などの作業をし、3日~4日後に圧迫固定している包帯を取ります。

その後1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月と経過を見る検診をし、アフターケアに努めます。

こう言った流れで手術した後でも効果が現れたか、再発の可能性はないか、などと言った部分をケアしてくれるクリニックが多いです。

手術で注意すること

高校生以下の若い人はアポクリン腺を取り除いても成長の過程でアポクリン腺が復活してしまう可能性が高いです。

特に脇毛の生え揃っていない方はアポクリン腺を切除する範囲が分かりにくく判断出来ないこともあるのでわきがの手術は向いていません。

そしてメスを使う手術では大なり小なり手術跡は残ってしまいます。

メスを使わない手術でも一時的に色素沈着してしまい脇が黒ずんでしまうこともあります。

こう言った副作用の他にも、脇以外の部分からの臭いが強くなってしまうと言うこともあります。

アポクリン腺を取り除いたことによって他の部分が作用すると言ったことは医学的に証明されていませんが、このように感じる方もいます。

様々な手術用がありますが、もし担当医師と相談しても迷うようであれば、やり直しの効く方法を取ることをおすすめします。

手術跡をケアする方法

時間の経過とともに手術跡は目立たなくなっていきますが、それでも気になってしまうものです。

そこで手術跡をケアする方法をご紹介します。

栄養面から見る手術跡のケア

牛肉、卵、チーズに含まれる亜鉛や、亜鉛の吸収を助けるビタミンCは肌の再生を促します。

肌の再生が促されることで手術跡が目立たなくなることの助けになります。

他にも肌の再生に使われるビタミンEや肌を正常に保つビタミンA、ビタミンBなども効果があります。

症状が酷い場合には医療クリニックで相談する

手術跡が軽度であれば必要ありませんが、人によって症状が異なってきます。

肌が硬くなったり、黒ずんだりと手術後の経過が思わしくない方は美白効果のある外用や、肌を軟らかくする内服、レーザー治療などを検討することもありますので医療クリニックで相談されることをおすすめします。

特に引きつるような感覚は通常半年ほどで解消されますが、解消されない方は日常生活にも支障をきたしますので早急に対処する必要が出てきます。

最後に

わきが手術にはこのように様々な方法があります。

それぞれにメリット、デメリットがあり、副作用もそれぞれあります。

何より一番はご自身に合った方法を行い、再発や副作用がない方法を選ぶことになってきます。

事前のカウンセリングを慎重に行うことはもちろんですが、アフターケアもしっかりしてくれるクリニックを選ぶことをおすすめします。

わきがの悩みは他の人には分からない非常にデリケートな問題ですので、簡単に手術してしまえば良いと言うことにはなりません。

手術費用や再発について担当医師と綿密に相談していく必要がありますので、時間をかけて慎重に対処していって下さい。